当山(宝泉寺)は、この地に約千二百年前から在る古刹で、明治時代の頃まで現在の早稲田大学キャンパスの大部分を寺領としていました。宝泉寺は江戸時代に隆盛を極め、本堂(本尊薬師如来)、毘沙門堂、常念仏堂、鐘楼を擁し、毘沙門堂は藤原秀郷の念持仏の毘沙門天が安置されていたことで勝負事にご利益があると有名になり、江戸で最初に富くじが行われた寺院として「富興行一件記」に記されています。そして、文化一三年・天保一四年には、境内とその周辺から大枚の小判が出て来たというお話も残されています。宝泉寺の「勝守り」は受験や就職、金運、病気平癒などに。「富くじ」「おたから小判」は、お財布の中にいれておくと富が貯まると言われ、金運・勝負運にご利益があると伝わっています。
皆様に、素晴らしいご利益がありますように…